香港ヴァーズ

Hong Kong Vase

2017/12/10(日)15時00分発走 ※発走日時は日本時間

シャティン競馬場

マックスダイナマイト

マックスダイナマイト
性齢 セ7
Great Journey
Mascara
母の父 Monsun
調教師 W.マリンズ(GB)

マックスダイナマイトは2004年のシンザン記念や2006年のダービー卿チャレンジトロフィー優勝など、日本のマイル戦線で息の長い活躍を続けたグレイトジャーニー産駒。しかし自身の主戦場は長距離で、障害レースの名伯楽として知られるW.マリンズ調教師に管理され、実際に障害戦で勝ち鞍(通算8戦1勝)もある。平地の長距離戦にも十分な実績があり、2015年には16.5ハロンのG2ロンズデールカップで優勝すると、その次戦では日本からフェイムゲームも出走したG1メルボルンカップで2着に激走。2年ぶりの参戦となった前走のメルボルンCでも3着に健闘した。

ハンデ戦の上に20頭を超える多頭数のメルボルンCにおいて、3着以内が2度もあるマックスダイナマイトの成績には数字以上の価値がある。スタミナだけに拠らない、高い総合力を備えているからこそ残せた結果だ。メルボルンCから香港ヴァーズという臨戦も歴史的に実績があり、2011年のドゥーナデンが両レースを連勝したほか、2012年の香港ヴァーズで日本のジャガーメイルを短アタマ差で下したレッドカドーも、メルボルンCからジャパンカップを経由(ともに8着)していた。マックスダイナマイトはメルボルンC後に現地滞在して香港へ直行と余裕のある臨戦。日本に縁のある血筋という観点からも注目しておきたい。

マックスダイナマイトの競馬データ