マックスダイナマイト
性齢 | セ7 |
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父 | Great Journey |
母 | Mascara |
母の父 | Monsun |
調教師 | W.マリンズ(GB) |
マックスダイナマイトは2004年のシンザン記念や2006年のダービー卿チャレンジトロフィー優勝など、日本のマイル戦線で息の長い活躍を続けたグレイトジャーニー産駒。しかし自身の主戦場は長距離で、障害レースの名伯楽として知られるW.マリンズ調教師に管理され、実際に障害戦で勝ち鞍(通算8戦1勝)もある。平地の長距離戦にも十分な実績があり、2015年には16.5ハロンのG2ロンズデールカップで優勝すると、その次戦では日本からフェイムゲームも出走したG1メルボルンカップで2着に激走。2年ぶりの参戦となった前走のメルボルンCでも3着に健闘した。
ハンデ戦の上に20頭を超える多頭数のメルボルンCにおいて、3着以内が2度もあるマックスダイナマイトの成績には数字以上の価値がある。スタミナだけに拠らない、高い総合力を備えているからこそ残せた結果だ。メルボルンCから香港ヴァーズという臨戦も歴史的に実績があり、2011年のドゥーナデンが両レースを連勝したほか、2012年の香港ヴァーズで日本のジャガーメイルを短アタマ差で下したレッドカドーも、メルボルンCからジャパンカップを経由(ともに8着)していた。マックスダイナマイトはメルボルンC後に現地滞在して香港へ直行と余裕のある臨戦。日本に縁のある血筋という観点からも注目しておきたい。
マックスダイナマイトの競馬データ