香港ヴァーズ

Hong Kong Vase

2017/12/10(日)15時00分発走 ※発走日時は日本時間

シャティン競馬場

ティベリアン

ティベリアン
性齢 牡5
Tiberius Caesar
Toamasina
母の父 Marju
調教師 A.クエティル(FRA)

ティベリアンは5歳馬でありながらG1出走が4回しかなく、その中でも昨年のバーデン大賞4着が最高と、日本の競馬ファンにはほぼ無名の存在。ただ、これまで対戦してきた相手との力関係を探ると、この香港ヴァーズで上位争いを演じても不思議ではない能力も感じさせる。

バーデン大賞後に昨年の最終戦として臨んだG2コンセイユドパリ賞では短クビ差の2着に巻き返し、その勝ち馬ワンフットインヘヴンは次戦の香港ヴァーズで3着に善戦した。今年は3月末に2400mの準重賞(Listed)で復帰したが、その一戦では背後からマークしてきたタリスマニックを3馬身突き放して完勝している。

続くG3エドゥヴィル賞では逃げるタリスマニックを背後でマークする正反対の展開となったが、ここでもきっちり捕らえて1馬身差をつけた。連勝の勢いで臨んだG1サンクルー大賞では押し出されるようにハナに立つ不本意な形で7着に終わったが、続くG3リュー賞で短アタマ差、さらにG2ドーヴィル大賞は短クビ差で連勝。ねじ伏せた相手は昨年のニエル賞でマカヒキと接戦を演じたドーハドリームだった。そして前走のG1メルボルンカップは大外に近い22番枠からの発走で向正面20番手。最終コーナーを前に5番手まで進出して7着に完敗したが、鞍上のO.ペリエ騎手は動くのがやや早かったと振り返っている。

ティベリアンの競馬データ