英インターナショナルステークス 2024/8/21(水) 23:35発走 ヨーク競馬場

レース傾向(STATS)

イギリスのみならず欧州中距離カテゴリの最高峰とも言えるレース、英インターナショナルステークス。
過去10年のデータより、英インターナショナルステークスの出走馬レーティング、ゲート番別、単勝オッズ別、前走レース別のレース傾向を分析する。

表1:出走馬レーティング表

  • シティオブトロイ

    123

  • ドゥレッツァ

    120

  • ザラケム

    120

  • ブルーストッキング

    120

  • マルジューム

    119

  • アルフレイラ

    118

  • アンビエンテフレンドリー

    118

  • カランダガン

    117

  • イスラー

    115

  • ドックランズ

    115

  • ロイヤルライム

    113

  • ゴーストライター

    112

  • ハンスアンデルセン

    102

※サンプル 注:単位はポンド。牝馬はアローワンスとして4ポンド(グラフの緑色部分)加算。


JRAが8月20日時点での情報を基に作成したレーティングでは、1位となったのはシティオブトロイで123、次いで日本から出走するドゥレッツァ、フランスから出走するザラケム、イギリス調教馬で牝馬のブルーストッキングがそれぞれ120で並んでいる。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 0 1 1 8 0% 10% 20%
2 1 1 3 3 12.5% 25% 62.5%
3 2 1 0 6 22.2% 33.3% 33.3%
4 1 2 1 6 10% 30% 40%
5 1 2 1 5 11.1% 33.3% 44.4%
6 4 1 0 4 44.4% 55.6% 55.6%
7 1 2 2 1 16.7% 50% 83.3%
8 0 0 2 2 0% 0% 50%
9 0 0 0 2 0% 0% 0%
10 0 0 0 1 0% 0% 0%
11 0 0 0 1 0% 0% 0%
12 0 0 0 1 0% 0% 0%
13 0 0 0 1 0% 0% 0%

最も勝利回数が多いのは6番ゲートの4回。次いで3番ゲートが2回となっている。連対率、3着内率にまで広げると5番ゲートも好成績を収めている。昨年の覇者モスターダフは3番ゲートだった。

3番ゲートから勝利した昨年の覇者モスターダフ(Photo by Getty Images)

表3:年齢別成績表

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
3歳 4 4 2 19 13.8% 27.6% 34.5%
4歳 3 2 5 13 13% 21.7% 43.5%
5歳 3 4 2 4 23.1% 53.8% 69.2%
6歳 0 0 1 3 0% 0% 25%
7歳以上 0 0 0 2 0% 0% 0%

3歳が最も多く4勝。次いで4歳、5歳の3勝と続き、連対率、3着内率でも好成績を収めている。日本から参戦予定のドゥレッツァは4歳。好結果を期待したい。

日本から参戦予定のドゥレッツァは4歳馬(Photo by Shuhei Okada )

表4:性別成績表

性別 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
牡馬・セン馬 9 8 9 37 14.3% 27% 41.3%
牝馬 1 2 1 4 12.5% 37.5% 50%

過去10年は牡馬・セン馬が9勝を挙げている。牝馬は過去1回制覇しており、連対率・3着内率では牡馬を上回っている。

2022年は圧倒的な人気を集めた牡馬バーイードが優勝(Photo by Getty Images)

表5:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 24.3% 48.6% 70.3%
10倍~29.9倍 0% 4.5% 4.5%
30~49.9倍 0% 0% 0%
50~99.9倍 20% 20% 40%
100倍以上 0% 0% 25%

単勝10倍未満の馬が最も勝率が高く24.3%。連対率・3着内率で見ても好成績を収めている。2022年は1.4という圧倒的1番人気に応え、バーイードが勝利を収めている。2015年には51倍のアラビアンクイーンが制覇するなど、人気薄の馬も軽視はできない。
※2019年はJRAオッズ、それ以外は現地オッズ。

2015年は単勝オッズ51倍のアラビアンクイーンが優勝(Photo by Getty Images)

表6:前走レース別成績表

英インターナショナルステークスにおける成績
前走レース 1着 2着 3着
キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1) 2 4 2
エクリプスステークス(G1) 2 1 2
パリ大賞(G1) 1 2 0
サセックスステークス(G1) 1 1 1
ナッソーステークス(G1) 1 1 0
プリンスオブウェールズステークス(G1) 1 0 1
愛ダービー(G1) 1 0 0
コロネーションカップ(G1) 1 0 0
タタソールズゴールドカップ(G1) 0 1 0
ヨークステークス(G2) 0 0 3
サマーマイルステークス(G2) 0 0 1


過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、エクリプスステークスをステップにした馬が2回ずつ勝利を挙げている。他はパリ大賞やサセックスステークスなどヨーロッパの主要レースからの参戦が目立っている。

表7:調教国別成績表

調教国 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
イギリス 8 7 8 27 16.0% 30.0% 46.0%
アイルランド 2 3 2 9 12.5% 31.3% 43.8%
UAE 0 0 0 2 0% 0% 0%
オーストラリア 0 0 0 1 0% 0% 0%
フランス 0 0 0 1 0% 0% 0%
日本 0 0 0 1 0% 0% 0%

最も勝利を挙げているのが地元イギリスで8勝。次いでアイルランドが2勝となっている。今年の有力馬の一頭であるアイルランドの出走予定馬シティオブトロイは果たしてどうか?

有力馬の一頭、出走予定馬シティオブトロイ(Photo by Getty Images)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

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