アイリッシュチャンピオンステークス 2024/9/14(土) 23:25発走 レパーズタウン競馬場

レース傾向(STATS)

アイルランドのレパーズタウン競馬場(芝10ハロン)で行われるレース、アイリッシュチャンピオンステークス。
過去10年のデータより、アイリッシュチャンピオンステークスの出走馬レーティング、ゲート番別、単勝オッズ別、前走レース別のレース傾向を分析する。

表1:出走馬レーティング表

  • オーギュストロダン

    122

  • エコノミクス

    121

  • ルクセンブルク

    120

  • ゴーストライター

    119

  • ロスアンゼルス

    118

  • シンエンペラー

    115

  • ロイヤルライム

    113

  • ハンスアンデルセン

    102

※注:単位はポンド。


JRAが9月13日時点での情報を基に作成したレーティングでは、1位となったのはアイルランドのオーギュストロダンで122、次いでエコノミクスが121。日本から出走するシンエンペラーは115となっている。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 1 0 3 4 12.5% 12.5% 50%
2 2 2 2 4 20% 40% 60%
3 1 2 0 7 10% 30% 30%
4 1 3 0 6 10% 40% 40%
5 1 2 2 4 11.1% 33.3% 55.6%
6 1 0 2 5 12.5% 12.5% 37.5%
7 0 0 1 7 0% 0% 12.5%
8 1 0 0 5 16.7% 16.7% 16.7%
9 0 1 0 1 0% 50% 50%
10 2 0 0 0 100% 100% 100%
11 0 0 0 1 0% 0% 0%
12 0 0 0 1 0% 0% 0%
13 0 0 0 1 0% 0% 0%

最も勝利回数が多いのは2番ゲートと10番ゲートの2回。連対率、3着内率にまで広げると4番ゲート、5番ゲート、3番ゲートも好成績を収めている。昨年の覇者オーギュストロダンは2番ゲートだった。

2番ゲートから勝利した昨年の覇者オーギュストロダン(Photo by Getty Images)

表3:年齢別成績表

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
3歳 7 4 6 19 19.4% 30.6% 47.2%
4歳 1 4 3 17 4% 20% 32%
5歳 2 2 1 6 18.2% 36.4% 45.5%
6歳 0 0 0 3 0% 0% 0%
7歳以上 0 0 0 1 0% 0% 0%

3歳が最も多く7勝。次いで5歳の2勝と続き、連対率、3着内率でも好成績を収めている。日本から参戦予定のシンエンペラーは3歳。好結果を期待したい。

日本から参戦予定のシンエンペラーは3歳馬(Photo by Shuhei Okada )

表4:性別成績表

性別 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
牡馬・セン馬 8 6 8 41 12.7% 22.2% 34.9%
牝馬 2 4 2 5 15.4% 46.2% 61.5%

過去10年は牡馬・セン馬が8勝を挙げている。牝馬は過去2回制覇しており、連対率・3着内率では牡馬を上回っている。

2019年、2020年は牝馬マジカルが連勝(Photo by Getty Images)

表5:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 24.3% 43.2% 59.5%
10倍~29.9倍 5% 20% 30%
30~49.9倍 0% 0% 10%
50~99.9倍 0% 0% 20%
100倍以上 0% 0% 0%

単勝10倍未満の馬が最も勝率が高く24.3%。連対率・3着内率で見ても好成績を収めている。2019年は2.1という圧倒的1番人気に応え、マジカルが勝利を収めている。2017年には26倍のデコレーテッドナイトが制覇するなど、人気薄の馬も軽視はできない。
※2019年はJRAオッズ、それ以外は現地オッズ。

2017年は単勝オッズ26倍のデコレーテッドナイトが優勝(Photo by Getty Images)

表6:前走レース別成績表

アイリッシュチャンピオンステークスにおける成績
前走レース 1着 2着 3着
英インターナショナルステークス(G1) 5 3 1
ロイヤルホイップステークス(G3) 1 1 2
キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1) 1 1 2
ヨークシャーオークス(G1) 1 1 0
ギヨームドルナノ賞(G2) 1 0 1
エクリプスステークス(G1) 1 0 1
グロリアスステークス(G3) 0 1 0
バリーローンステークス(G3) 0 1 0
アーリントンミリオン(G1) 0 1 0
パリ大賞(G1) 0 1 0
プリンスオブウェールズステークス(G1) 0 0 1
ジャックルマロワ賞(G1) 0 0 1
ナッソーステークス(G1) 0 0 1


過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。英インターナショナルステークスをステップにした馬が最も多く5回優勝している。他はキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスやヨークシャーオークスなどヨーロッパの主要レースからの参戦が目立っている。

表7:調教国別成績表

調教国 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
アイルランド 5 7 7 29 10.4% 25.0% 39.6%
イギリス 4 2 2 11 21.1% 31.6% 42.1%
フランス 1 1 1 5 12.5% 25% 37.5%
日本 0 0 0 1 0% 0% 0%

最も勝利を挙げているのが地元アイルランドで5勝。次いでイギリスが4勝となっている。今年の有力馬の一頭であるイギリスの出走予定馬エコノミクスは果たしてどうか?

有力馬の一頭、出走予定馬エコノミクス(Photo by Getty Images)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

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