ケンタッキーダービー

2022/5/8(日) 07:57発走 チャーチルダウンズ競馬場

レース傾向(STATS)

アメリカクラシック三冠の第1戦、ケンタッキーダービー。
1875年から毎年開催されているアメリカ競馬最大の競馬の祭典に、今年は日本からUAEダービーを制したクラウンプライドが出走を予定している。出走馬レーティング及び過去10年のデータより、ケンタッキーダービーのゲート番別、単勝オッズ別、前走レース別のレース傾向を分析する。

表1:出走馬レーティング表

  • エピセンター

    117

  • ゼンダン

    116

  • ホワイトアバリオ

    115

  • メッシエー

    115

  • テイバ

    115

  • チャージイット

    113

  • シンプリフィケーション

    113

  • モードニゴール

    113

  • クラシックコーズウェイ

    112

  • スマイルハッピー

    112

  • ゾゾス

    112

  • サイバーナイフ

    111

  • ラトルンロール

    111

  • ティズザボム

    111

  • パイオニアオブメディーナ

    110

  • クラウンプライド

    110

  • トーニーポート

    108

  • バーバーロード

    106

  • サマーイズトゥモロー

    105

  • イシリアルロード

    104

  • ハッピージャック

    99

  • リッチストライク

    99

注:単位はポンド。


JRAが4月29日時点での情報を基に作成したレーティングでは、1位となったのはアメリカのエピセンターで117、次いでゼンダンが116となっている。日本から出走するクラウンプライドは110となっている。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 0 1 0 9 0% 10% 10%
2 0 0 1 9 0% 0% 10%
3 0 1 0 9 0% 10% 10%
4 0 0 1 9 0% 0% 10%
5 2 0 3 5 20% 20% 50%
6 0 2 0 8 0% 20% 20%
7 2 0 2 6 20% 20% 40%
8 0 0 1 9 0% 0% 10%
9 0 2 0 8 0% 20% 20%
10 0 0 0 10 0% 0% 0%
11 0 1 1 7 0% 11.1% 22.2%
12 0 0 0 9 0% 0% 0%
13 1 1 0 8 10% 20% 20%
14 0 1 1 8 0% 10% 20%
15 3 0 0 7 30% 30% 30%
16 0 1 0 8 0% 11.1% 11.1%
17 0 0 0 9 0% 0% 0%
18 0 0 0 9 0% 0% 0%
19 1 0 0 7 12.5% 12.5% 12.5%
20 1 0 0 4 20% 20% 20%
21 0 0 0 1 0% 0% 0%

最も勝利回数が多いのは15番ゲートの3回で勝率は30%。2020年の覇者オーセンティックも15番ゲートだった。次いで5番ゲート、7番ゲート、20番ゲートが勝率20%。13番より外のゲート番がやや勝利回数が多い傾向になっている。連対率、3着内率にまで広げると真ん中より内のゲートが好成績を収めている。
※2021年1着のメディーナスピリットはレース後に失格。2着のマンダルーンが繰り上がりで1着。
※フルゲート20頭。21番ゲートは補欠馬。

2020年の覇者オーセンティック(Photo by Getty Images)

表3:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 19.4% 33.3% 50%
10倍~29.9倍 2.9% 4.3% 7.2%
30~49.9倍 0% 5.6% 9.3%
50~99.9倍 3.7% 7.4% 7.4%
100倍以上 0% 0% 0%

過去10年の単勝オッズ別成績。単勝10倍未満の馬が勝率・連対率・3着内率ともに最も高い。2015年はアメリカンファラオが3.8倍の1番人気に応えて勝利。単勝50倍以上の馬も優勝しており、2019年はカントリーハウスが66.6倍で優勝している。伏兵の馬にも注意が必要だ。
※2019年はJRA発売オッズ、他の年は現地オッズ。

2015年は後の三冠馬となるアメリカンファラオが1番人気に応えて優勝(Photo by Getty Images)

表4:前走レース別成績表

ケンタッキーダービーにおける成績
前走レース 1着 2着 3着
サンタアニタダービー(米・G1) 3 1 2
フロリダダービー(米・G1) 3 1 1
アーカンソーダービー(米・G1) 2 2 1
ルイジアナダービー(米・G2) 1 3 2
ハスケルステークス(米・G1) 1 0 0
ブルーグラスステークス(米・G2) 0 1 3
トラヴァーズステークス(米・G1) 0 1 0
サンランドダービー(米・G3) 0 1 0
ウッドメモリアルステークス(米・G2) 0 0 1

過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。サンタアニタダービーとフロリダダービーからの参戦が3回と最も多く勝利を挙げている。次いで、アーカンソーダービーが2勝で続いている。3着内の回数まで広げると、ブルーグラスステークスやルイジアナダービー組も好成績を挙げている。
※ブルーグラスステークス(米・G1)は2017年までG2。
※ウッドメモリアルステークス(米・G2)は2016年までG1。

好成績を挙げているサンタアニタダービー組。2018年のジャスティファイもその一頭(Photo by Getty Images)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

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