プリンスオブウェールズステークス

Prince of Wales's Stakes

2019/6/19(水)23:40発走

アスコット競馬場

シーオブクラス

シーオブクラス
性齢 牝4
Sea The Stars
Holy Moon
母の父 Hernando
調教師 W.ハガス

昨年の今ごろはまだ準重賞を勝って上り坂に差し掛かった程度の存在だったが、次戦の愛オークス制覇から瞬く間にスターダムへとのし上がっていったシーオブクラス。ヨークシャーオークスでは最後方追走から手綱越しに気合いをつけられただけで2馬身余り突き抜けると、凱旋門賞でも最後方から馬群に突っ込んでエネイブルを急追。2着に敗れたものの短クビ差まで追い詰めた。他馬が止まって見えるほどの末脚は現役屈指の破壊力を秘めている。

凱旋門賞後は休養に入り、今季は5月のG2ミドルトンステークスから復帰する予定だったが、調整中の4月上旬に熱発。翌日までに熱は下がったものの、血液検査の結果が思わしくなかったこともあり回避することになった。それでも、1週間ほど調整のペースを落として仕切り直し、ミドルトンS翌日の5月17日に最初の追い切りを行うなど、影響は最小限で済んだようだ。

一頓挫で調整に狂いが生じたのは事実だが、プリンスオブウェールズステークスから逆算して1か月前に速い時計を出せているうえ、乗り込みだけなら2か月余り前に始めていたことになる。調整の時間としては十分だけに、G1レース3戦を含む6戦パーフェクト連対の堅実性からも、勝ち負けに絡んでくる可能性は高そうだ。

シーオブクラスの競馬データ