クリスタルオーシャン
性齢 | 牡5 |
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父 | Sea The Stars |
母 | Crystal Star |
母の父 | Mark of Esteem |
調教師 | M.スタウト |
昨年はポエッツワードでプリンスオブウェールズステークスを制したM.スタウト調教師が、連覇をかけて送り込むクリスタルオーシャン。5歳にしてG1未勝利と格では一歩譲らざるを得ないが、3歳時の英セントレジャーをはじめG1レースでの2着が3回あり、重賞は通算6勝と、ビッグタイトル獲得は時間の問題という所まで来ている。
昨年のロイヤルアスコット開催ではハードウィックステークスを2馬身半差で快勝。続いてキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスに駒を進めると、僚友ポエッツワードと壮絶な叩き合いを演じ、3着馬を9馬身も引き離しながらクビ差で涙を飲んだ。その後はG3でエネイブル、英チャンピオンステークスでクラックスマンに完敗を喫したものの、1年を通じて連対を確保し続けた。
今年も昨年と同様に4月のG3ゴードンリチャーズステークスで復帰し、前走のG3アストンパークステークスともども連覇と、絶好の滑り出しでロイヤルアスコットを迎えた。今年はハードウィックSより2ハロン短いプリンスオブウェールズSに挑戦することになったが、スタウト師が同距離のゴードンリチャーズSの内容を見た上での采配。昨年来、実績を証明済みのローテーションで、アスコット競馬場にも勝ち鞍があるだけに、待望のG1制覇へ機は熟した感がある。
クリスタルオーシャンの競馬データ