新型コロナウイルスの競馬界への影響

競馬データ

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  • スノーフェアリー

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プロフィール

数多くの外国馬が海を渡って日本の平地G1レースに挑戦してきたが、同一G1連覇は後にも先にもスノーフェアリー只一頭だ。

彼女の才能が開花したのは3歳の春から。3歳初戦の準重賞・ハイツオブファッションSで2着馬に3馬身の差を付けて快勝。この勝利をキッカケにオーナーサイドは追加登録料を支払って英オークスに挑戦する。レースは直線に入って一気に加速したスノーフェアリーが、前を行く十数頭を次々と抜き去って、最後は2着馬をクビ差ほど抑えてゴールした。英オークス制覇の勢いをそのままに、続く愛オークスでは8馬身差の圧勝劇。その後2戦続けて敗れはしたが、大敗けということもなく着実に力を付けていった事は一目瞭然だった。

そして、日本の競馬ファンにも語り草となっているエリザベス女王杯の遠征が始まる。この年のエリザベス女王杯は3冠牝馬・アパパネを筆頭に、一昨年の優勝馬・リトルアマポーラなど当時の日本競馬界を代表する牝馬が顔を揃えていた。レースではテイエムプリキュアが大逃げを打つ形で、スノーフェアリーは中団から前のアパパネを見るように追走していく。残り200mのハロン棒の手前でスノーフェアリーが先頭へ躍り出るとそのまま後続を引き離してゴール。とにかく衝撃的な強さで初の海外遠征を白星で飾った。

エリザベス女王杯の後は香港へ遠征し、香港競馬最高峰のレースのひとつである香港Cをも制覇。カルティエ賞最優秀3歳牝馬のタイトルもゲットし、名実共に世界を代表する牝馬へと成長した。

4歳時は秋までの5戦で勝利からは遠ざかっていたが、かつてのスノーフェアリーの姿が戻ってきたのは、またまた日本のターフ。2度目のエリザベス女王杯だ。

レースは最後の直線に入るとアヴェンチュラ、アパパネ、ホエールキャプチャが飛び出して激しい叩き合いを演じる。そこへ馬群の隙間を縫うように突っ込んできたのがスノーフェアリーだ。他馬を凌駕する末脚で瞬く間に先頭へ躍り出るとそのままゴール。外国馬としては初の同一平地G1連覇を決めた。

その後はフランスのジャンロマネ賞に出走して3/4馬身差で快勝。続く愛チャンピオンSではコースレコードを叩きだす好内容で圧勝した。ところが、凱旋門賞を前に屈腱炎が再発。再び休養生活を余儀なくされることに…。さらには11月にジャンロマネ賞後の薬物検査で陽性反応(屈腱炎治療の薬が違反反応)が検出されたことが判明。同レースは失格処分となってしまった。

引退後はアイルランドで繁殖入り。アイルランドのレパーズタウン競馬場ではスノーフェアリー像が建てられ、引退後も彼女の功績を称えている。

基本情報

生年 2007
性別
毛色 鹿毛
Intikhab
Woodland Dream
母父 Charnwood Forest
調教師 E.ダンロップ
生産者 Windflower Overseas Holdings Inc.
馬主 Anamoine Ltd.
通算成績 21戦8勝[8-4-4-5]

競走成績

開催日 場所 レース名 動画 着順 騎手 トラック 距離 馬場状態
2012/09/08 レパーズタウン アイリッシュチャンピオンステークス(G1) 1 L.デットーリ 2000
2012/08/19 ドーヴィル ジャンロマネ賞(G1) 失格 R.ムーア 2000
2011/11/13 京都 エリザベス女王杯(G1) 1 R.ムーア 2200
2011/10/15 アスコット 英チャンピオンステークス(G1) 3 O.ペリエ 2000
2011/10/02 ロンシャン 凱旋門賞(G1) 3 L.デットーリ 2400
2011/09/03 レパーズタウン アイリッシュチャンピオンステークス(G1) 2 L.デットーリ 2000
2011/07/30 グッドウッド ナッソーステークス(G1) 2 L.デットーリ 1980
2011/07/02 サンダウン エクリプスステークス(G1) 4 J.ムルタ 2010
2010/12/12 シャティン 香港カップ(G1) 1 R.ムーア 2000
2010/11/14 京都 エリザベス女王杯(G1) 1 R.ムーア 2200
2010/09/11 ドンカスター 英セントレジャー(G1) 4 E.アハーン 2920
2010/08/19 ヨーク ヨークシャーオークス(G1) 2 R.ヒューズ 2400
2010/07/18 カラ 愛オークス(G1) 1 R.ムーア 2400
2010/06/04 エプソム 英オークス(G1) 1 R.ムーア 2410
2010/05/19 グッドウッド ハイツオブファッションステークス(L) 1 E.アハーン 2000
2009/10/24 ニューベリー ラドリーステークス(L) 9 P.スマレン 1400
2009/08/29 グッドウッド プレステージステークス(G3) 3 E.アハーン 1400
2009/08/08 ニューマーケット スイートソレラステークス(G3) 4 J.クローリー 1400
2009/08/01 ニューマーケット ハンデ戦 2 A.カービー 1200
2009/07/08 リングフィールド 未勝利戦 1 K.ミルチャレック AW 1200
2009/06/23 ニューベリー 未勝利戦 3 D.オドノヒュー 1200

距離別

距離 1着 2着 3着 4着以下 出走回数 勝率 連対 3着内率
~1400m 1 1 2 2 6 17% 33% 67%
1401m~1800m 0 0 0 0 0 0% 0% 0%
1801m~2100m 3 2 1 2 8 38% 63% 75%
2101m~ 4 1 1 1 7 57% 71% 86%

馬場状態別

馬場状態 1着 2着 3着 4着以下 出走回数 勝率 連対 3着内率
良馬場 8 4 4 4 20 40% 60% 80%
稍重馬場 0 0 0 0 0 0% 0% 0%
重馬場 0 0 0 1 1 0% 0% 0%
不良馬場 0 0 0 0 0 0% 0% 0%