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メイトロンS勝ったアリススプリングス、次戦はQE2Sを視野

2016年09月11日 16:18

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 現地10日にレパーズタウン競馬場で行われたメイトロンステークス(1600メートル)は、ライアン・ムーア騎乗の3歳牝馬、アリススプリングスが制した。2着には、フランキー・デットーリ騎乗のパースウェイシブが入った。

 アリススプリングスは、ドーヴィル競馬場で行われたロートシルト賞でケマーに敗れ周囲を落胆させたが、メイトロンSを勝って再びG1レベルに戻ってきた。ムーア騎手は、「レベルの高い3歳牝馬だね」と絶賛。アリススプリングスを調教するエイダン・オブライエン調教師も、「フランスでは少し災難だった。ドーヴィルでは馬場が合わなかった。ライアンも分かっていたので、今日は上手く御していたね。良いスピードを持っているよ」と、愛馬の勝利にご満悦だった。

 オブライエン調教師は、この日の勝利で、「クイーンエリザベス2世ステークス(10月15日)に行けるチャンスを得た」とアリススプリングスの次戦以降について言及した。2歳で挑んだ昨年のブリーダーズカップジュベナイルフィリーズでは2着には敗れたが、「ブリーダーズカップマイルも視野に入れている」と、再びアメリカ遠征に臨むことも考えているようだ。