今年の英愛ダービーを制したハーザンドの去就が、引退で種牡馬入りなのか、それとも来季も現役続行なのか、まだ決まっていない。

　管理するダーモット・ウェルド調教師は、現役を続けるべきだと主張。ふたつのダービーを勝ったハーザンドは秋に愛チャンピオンSと凱旋門賞で敗れたが、「ハーザンドは3月から長く厳しいシーズンを戦ってきた。レパーズタウン（愛チャンピオンS）では外傷を負ったが、それもすぐに回復した」と愛馬のタフネスをたたえた。

　さらにウェルド師は「引退か現役続行かはまだ決まっていない。数週間以内に発表できるだろう。もし後者なら来季は中長距離路線。キングジョージやコロネーションカップを見据えている」と続けている。