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ソーミダー、「稲妻のような高速馬場」のBCは回避へ

2016年10月19日 07:25

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 3歳牝馬のソーミダーは、11月5日にサンタアニタパーク競馬場で行われるブリーダーズカップに向かわず、来年まで休養することになった。管理するジョン・ゴスデン調教師は、将来有望な3歳牝馬が、稲妻のような高速馬場に挑戦するのは時期尚早だと考えている。

 父にドバウィ、母にダーレミを持つ良血牝馬のソーミダーは、故障のため今シーズン大半で休養を余儀なくされ、復帰後は2レースに出走。復帰戦となった9月のジョンムスカーフィリーズステークスは勝利するも、復帰2戦目となった10月2日のG1オペラ賞では3位に終わっていた。

 ゴスデン調教師は、「ソーミダーはとても才能を持った牝馬。でも、現時点でとても速くて固い馬場に挑戦するのは早すぎる。多くの友人が、(サンタアニタパーク競馬場は)稲妻のように高速だと言っていた」と、ブリーダーズカップへの挑戦を断念した。それでも、「2017年のブリーダーズカップに焦点を当てるよ」と来年の挑戦をほのめかした。