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ドンコサックが電撃引退、チェルトナムGC連覇の夢潰える

2017年01月12日 11:13

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 2016年のチェルトナムゴールドカップの覇者で、これまでG1を6勝している障害界の強豪ドンコサックが、昨春に痛めた脚部の状態が思わしくなく、このまま引退することになった。

 ドンコサックは昨年3月のチェルトナムGCを4馬身半差で優勝後、4月のパンチェスタウン・フェスティバル(アイルランド)に向けた調整中に脚を負傷して休養入り。今季は2月の復帰に向けて調整が進められていたが、その過程で再び脚部に熱を持つようになったという。

 ゴードン・エリオット調教師は「非常に残念だ。昨日、脚に熱があると判って、決断を迫られたんだ。彼はかけがえがなく、我々に借りがあるような馬でもない。いつも言っていたことだけど、彼に何か不安なところがあれば無理をさせず、すぐに引退させるつもりだったからね」と、別れを惜しみながらも決断に迷いはなかったことを明かしている。