オールウェイズドリーミングがKYダービー制覇、サンダースノーは競走中止
2017年05月07日 14:00
今年で143回目を迎えたケンタッキーダービー(ダート10ハロン)が現地6日、チャーチルダウンズ競馬場で行われ、単勝1番人気のオールウェイズドリーミングが2番手追走から中間点付近で先頭に立つと、そのまま押し切って優勝した。T.プレッチャー調教師、J.ヴェラスケス騎手はともに2度目のダービー制覇となった。
2馬身3/4差の2着にルッキンアットリー、さらに5馬身差の3着にはバトルオブミッドウェーが入線。昨年のエクリプス賞2歳王者に輝いたクラシックエンパイアは中団後方から追い上げるも4着に終わった。
なお、UAEダービーを制して臨んだサンダースノーは発馬直後に跳ね上がるような歩様になり競走中止となった。
ヴェラスケス騎手は「ゲートを出して、欲しい位置を取って、気分良く走らせるために、トッド(プレッチャー師)とたくさん話し合ったんだ。向正面まで本当に上手く進んで、残り400mで彼(オールウェイズドリーミング)を促した時には大丈夫だと思ったよ」と会心の勝利を振り返った。
また、プレッチャー師は「初めて(ダービーを)勝った時より特別に思えるね。(最終)コーナーを回った時に行けると感じたんだ。向正面では少し不安だったけど、ジョニー(ヴェラスケス騎手)が自信を持って乗っているのが分かった」と人馬を称賛した。