アイダホがG2ハードウィックS快勝、キングジョージで全兄ハイランドリールと再戦か
2017年06月25日 13:45
ロイヤルアスコット開催最終日の現地24日、G2ハードウィックステークス(芝12ハロン)が行われ、2番人気の4歳馬アイダホが1/2馬身差で快勝した。
2着にバーサンティ、さらに1馬身1/4差の3着にはケミカルチャージが続き、連覇を狙ったエリザベス女王の所有馬ダートマスは1番人気の支持を集めるも4着に終わった。
アイダホは21日のG1プリンスオブウェールズステークスを制したハイランドリールの全弟に当たり、2日のコロネーションカップでは優勝した兄に7馬身余り離されて6着に敗れている。
両馬を管理するA.オブライエン調教師は「彼はハイランドリールと全兄弟だし、我々にとってもお気に入りだよ。彼は1マイル半(2400m)向きだし、そのあたりの距離でレースを探っていくことになるから、次走はキングジョージの可能性がある。決定には1週間ないし10日ほど見ることになるけど、可能性は十分だよ」と、すでにハイランドリールの参戦を明言している上半期の大一番で、再び兄弟対決を実現させる意向を示した。