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G2ジムダンディSで大波乱、初ダートの伏兵がKYダービー馬とプリークネスS馬を粉砕

2017年07月30日 14:20

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 今年のケンタッキーダービー馬オールウェイズドリーミングとプリークネスステークスの覇者クラウドコンピューティングが、現地29日にサラトガ競馬場で行われたG2ジムダンディステークス(3歳、ダート9ハロン)に出走。両馬とも圧倒的な人気を集めたものの、共倒れに終わる大波乱となった。

 レースは逃げるオールウェイズドリーミングをクラウドコンピューティングが2番手でマークし、序盤から一騎打ちの様相を呈したが、両雄譲らず迎えた直線では最後方から捲った4番人気のグッドサマリタンが大外一気に4馬身3/4差突き抜けた。2着に最低人気のジュゼッペザグレートが道中4番手から続き、1/2馬身差の3着にオールウェイズドリーミング(1番人気)、クラウドコンピューティングはさらにアタマ2つ分遅れの最下位5着だった。

 グッドサマリタンは2歳時のデビュー2戦目にG2サマーステークスを制し、続く3戦目にはBCジュベナイルターフで3着に善戦。前走のG1ベルモントダービーまで一貫して芝の重賞戦線を歩んできたが、初めてダートに矛先を向けた7戦目の今回、同期のクラシックホースたちを一蹴する大金星で2度目の重賞制覇を飾り、新星誕生を印象づけた。