現地10月1日にシャンティイ競馬場で行われるG1フォレ賞に出走を予定していたリマートが、馬場状態の悪化を懸念して回避することになった。

　フォレ賞は凱旋門賞のアンダーカードとして行われ、好天に恵まれた昨年はリマートが快勝した。同馬を管理するH.キャンディ調教師のバージニア夫人は「彼は良馬場でこそいいですが、その反対になりそうなので」とコメント。「彼はアスコットやレッドカー、そしてニューマーケットのチャレンジステークスにも登録済みです」と仕切り直しを認めている。

　フォレ賞にはモーリスドゲスト賞でG1初制覇を飾ったブランド、同2着のアクレイムをはじめ、A.オブライエン厩舎のクーガーマウンテンやランカスターボンバー、日本人オーナーのリアルトラら18頭が登録している。