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カルティエ賞特別功労賞のスタウト師、2頭のジャパンC優勝馬に言及

2017年11月16日 13:15

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 現地14日に発表されたカルティエ賞で管理馬のユリシーズを最優秀古馬に導いたM.スタウト調教師。自身も特別功労賞(The Cartier/The Daily Telegraph Award of Merit)を受賞し、そのキャリアを振り返る中で2頭のジャパンカップ優勝馬に言及した。

 スタウト師は受賞に際して1996年のブリーダーズカップターフと1997年のジャパンCなどを制したピルサドスキー、1996年のジャパンCと1997年のドバイワールドカップなどを勝ったシングスピール、そしてエリザベス女王の所有馬で2013年の英ゴールドカップ優勝馬エスティメイトの3頭について強調している。

 スタウト師は「ピルサドスキーとシングスピールは5歳まで現役を続け、世界中で勝ったからね。彼らには他の馬と同じように接していたんだ。エスティメイトは競馬への関心が薄い人々にも大きな存在だった」と、3頭が調教師人生に強い影響を及ぼしたことをうかがわせている。