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エネイブル対クラックスマンの実現は? ゴスデン師とデットーリ騎手が胸中を吐露

2017年11月16日 11:40

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 J.ゴスデン調教師とL.デットーリ騎手の師弟コンビが、2018年にも実現が予想されるエネイブルとクラックスマンの僚友対決について胸中を明かしている。

 凱旋門賞をはじめ5つのG1を制したエネイブルは、現地14日に発表されたカルティエ賞で年度代表馬と最優秀3歳牝馬のタイトルをダブル受賞。僚馬のクラックスマンも凱旋門賞を回避して臨んだ英チャンピオンステークスを圧勝するなど最優秀3歳牡馬に輝き、2018年のゴスデン師に采配を振るう楽しみをつないだ。

 ゴスデン師は「エネイブルは驚くべき牝馬だよ。彼女を預かることができて、フランキー(デットーリ騎手)を乗せられる。それに3歳牡馬王者も預かっているのだから幸運だね。いずれ彼らは相まみえる。凱旋門賞かもしれないし、それより前かもしれない。私には分からないけど、来年まで彼らを健やかに保つことができればね」と対決の実現に含みを持たせながら意欲を見せた。

 また、デットーリ騎手はエネイブルの年度代表馬受賞は当然とする一方、クラックスマンと対決することになれば、どちらに乗るか難しい選択になることを認めた上で「この数か月でシーズンにどれ程の影響がもたらされたことか。2頭が9月と10月に成し遂げたことはとてつもなかったよ。(2018年の凱旋門賞まで)11か月あるのは嬉しいね。それまでどちらに乗るか決める必要はないし。幸運を祈りながら楽しむとするよ」と期待に胸を躍らせている。