騎手から電撃転身、マックスダイナマイトに帯同するケイシー助手
2017年12月07日 13:10
香港ヴァーズに遠征するマックスダイナマイトに帯同し、W.マリンズ調教師から厚く信頼されているD.ケイシー助手。メルボルンカップとの2戦で監督役を務めている彼とマリンズ師は古い付き合いになる。
「(マリンズ師の管理馬に騎乗して)平地で40から50勝して、障害では800戦くらいしたと思う。平地では準重賞を勝ったよ」と現役時代を振り返るケイシー助手が、マリンズ師の右腕へ転身したのは突然のことだった。「あっという間だったね。文字通り、最後の騎乗から1週間後にはメルボルンに向かっていた。でも、いつかそうなるとは思っていたんだ。ウィリー(マリンズ師)には以前から話をもらっていたし、いつでも私が引退できるように彼のやり方を教えてくれていた」と、心の準備はできていたことを明かしている。
週末のマックスダイナマイトについてケイシー助手は「馬は仕上がっているよ。日曜日(10日)は簡単な仕事ではないけど、彼はよくやってきたし、いくらかでも賞金を獲得できれば十分ではないかな」と控え目に目標を掲げた。