11月に負傷したベガマジックが長期休養を余儀なくされ、豪G1フューチュリティステークスなど複数のレースを回避する見込みとなった。

　オーストラリアの競馬メディア『racing.com』によると、ケガをした当日は雷雨で120頭近くの馬がパニックとなり、ベガマジックもフェンスに激突して負傷したという。

　同サイトは、D.ヘイズ調教師が復帰にはしばらく時間がかかるとしながらも、来年の10月に行われる世界最高賞金の芝レースであるジ・エベレストには間に合わせる意向を示したと報じている。

　ベガマジックは5月のザ・グッドウッド（芝1200m）、9月のメムジーステークス（芝1400m）とG1レースを2勝。10月のジ・エベレストでは1番人気に推されていたが、レッドゼルの2着に敗れた。その後はG1マニカトステークス（芝1200m）5着、G1ダーレークラシック（芝1200m）7着と精彩を欠いていた。