ガンランナーが有終の美、ペガサスWCを横綱相撲で完勝
2018年01月28日 11:55
賞金総額1630万ドル(約17億7000万円)の世界最高賞金レース、G1ペガサスワールドカップ(4歳以上、ダート9ハロン)が現地27日にガルフストリームパーク競馬場で行われ、圧倒的人気を集めたガンランナーが、2番手追走から3コーナー過ぎで先頭に立ち、そのまま押し切る横綱相撲で完勝。5連勝で通算6度目のG1制覇とし、引退の花道を飾った。
マークしたウエストコースト(2番人気)が2馬身1/2差の2着に食い下がり、3着のガンナヴェラ(5番人気)を10馬身3/4差引き離す一騎打ちを演じた。
ガンランナーを管理するS.アスムッセン調教師は「彼の功績を考えるとラストレースは感慨深いものとなった。外枠を克服してくれて本当によくやってくれたし、これほどの夢を実現するとは。彼はあらゆる機会を通じて成長した。勝てなかった時も糧にしてね。思い出は永遠だよ」と喜びのコメントとともに愛馬を労っていた。