【ドバイターフ】リアルスティール矢作師、最終追いに「すべて良かった」
2018年03月28日 14:40
現地28日、31日に行われるドバイワールドカップデーに向け、ドバイターフ(芝1800m)に出走予定のリアルスティール(矢作芳人厩舎)がメイダン競馬場のダートコースにて最終追い切りを実施した。
ドバイターフの出走メンバー中、最初に馬場入りしたのがリアルスティール。ダートコースで坂井騎手を背に追い切りを行った。軽くキャンターを踏みながら馬なりの状態で徐々にスピードを上げていくと、最後までキッチリとした脚取りでフィニッシュ。ラスト3ハロンは39秒0、終いを12秒1でまとめた。
以下、リアルスティールを管理する矢作調教師のコメント。
「今日の追い切りはとても良かったと思います。手前の変え方も、走り方も、その後の息の入り方もすべて良かったと思います。芝コースもだいぶ柔らかくなっていましたが、あえてリスクを冒す必要はないのでダート(での追い切り)にしました。レース当日にエネルギーを溜め込む意味で、“気合いだけつけて伸ばさない”という調教を意識してやりました」
「昨年の回避があるので、まずはここまで来れたことが第一です。レース騎乗が決まったバルザローナ騎手については、リアルスティールにはハミをしっかり取るジョッキーが良いことと、あとはドバイでの実績は間違いないので。自分の馬のコンディションを上げることに精一杯なので、他馬のことまで考える余裕はないのですが、僕は日本の馬が強いと思っています」