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昨年は英ダービー2着馬を輩出の準重賞、ロストロポーヴィチが制す

2018年05月11日 11:20

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 現地10日、英チェスター競馬場にて英ダービーの前哨戦となる準重賞ディーステークス(3歳、芝10.5ハロン)が行われ、R.ムーア騎乗のロストロポーヴィチが2着に3馬身3/4差をつけて快勝した。

 フランケル産駒のロストロポーヴィチは昨年8月に愛G2フューチュリティステークスを制覇。今年初戦だった4月の仏G3フォンテーヌブロー賞では4着と今ひとつだったが、昨年に厩舎の先輩にあたるクリフスオブモハーが制し、続く英ダービーでも2着と善戦した縁起のいいレースで再び軌道に乗った。

 今後の予定について聞かれたA.オブライエン調教師は「英ダービーに行くか、仏ダービーに行くか。あらゆる選択肢が考えられる」とコメント。なお今回の勝利でブックメーカーのレースベッツとベットフェアはロストロポーヴィチの英ダービーでの単勝オッズを67倍から21倍に変更。ラドブロークスは仏ダービーのオッズを11倍にしている。