最新世界ランキング、ディープ産駒サクソンウォリアーが12位タイに
2018年05月12日 10:20
IFHA(国際競馬統括機関連盟)が最新の「ロンジンワールドベストレースホースランキング」を発表。ディープインパクト産駒のサクソンウォリアーが12位タイにランクインした。
今回の発表は2018年1月1日から5月6日までに施行された世界の主要レースが対象。オーストラリアのクイーンエリザベスステークス、ガネー賞、ケンタッキーダービー、香港チャンピオンズデーの諸競走などが含まれ、120ポンド以上の22頭が掲載された。
ランキングトップは、前回トップタイだったウィンクスで130ポンド。最後方から素晴らしい脚で差し切って3馬身3/4差で完勝したクイーンエリザベスSが対象で、レーティングは1ポンド上がった。なお2015年5月から続く連勝は25となり、そのすべてが重賞競走。また、ジョージライダーステークスで達成したG1競走の最多勝利数記録も18に伸ばしている。
2位は前回トップタイだったガンランナーで129ポンド。3位は昨年の欧州最優秀3歳牡馬のクラックスマンで125ポンド。改築が終わり4月に再開されたパリロンシャン競馬場で行われたガネー賞を4馬身差で勝ち、昨年の英チャンピオンステークスに続くG1勝利で今季のスタートを切った。
4位タイは、ジャスティファイとウエストコーストで124ポンド。ケンタッキーダービーを勝ったジャスティファイは、前回(120ポンドで13位タイ)から順位、レーティングを大きく上げた。ウエストコーストは新たな出走がなく、レーティングは変わっていない。6位タイは前回4位タイだったベンバトル、ハッピークラッパー、サンダースノー、トラピーズアーティストの4頭で123ポンドとなっている。
日本産馬として初めて英2000ギニーを勝ったサクソンウォリアーは、121ポンドで12位タイ。香港のクイーンエリザベス2世カップを勝ったパキスタンスターと、チェアマンズスプリントプライズを勝ったアイヴィクトリーは、共に120ポンドで16位タイに入った。
なお日本調教馬は、大阪杯を勝ったスワーヴリチャードが121ポンドで、サクソンウォリアーと並ぶ12位タイにランクインしている。