前走のG1英1000ギニー（芝8ハロン）で2着だったローレンスが、次走として現地27日のG1愛1000ギニー（芝8ハロン）ではなく、同日に仏パリロンシャン競馬場にて行われる仏G1サンタラリ賞（芝2000m）を選択した。

　K.バーク厩舎のローレンスは2歳時に英G1フィリーズマイルを制覇。今年初戦だった英1000ギニーでは最低人気タイだったビルズドンブルックの激走にあって1馬身3/4差の2着だった。

　バーク調教師は大箱のカラ競馬場での8ハロン戦よりも、フランスでの10ハロン戦のほうがローレンスに向いていると判断したもよう。「距離が伸びたほうがよくなると常々思っていた。フランス行きは仏オークスがメインターゲットになるのが理想だ」と、サンタラリ賞の結果次第で再度のクラシック挑戦を示唆している。