22歳の新鋭マーフィー騎手、ロアリングライオンでの英ダービー挑戦に興奮
2018年05月30日 11:15
昨季はロイヤルアスコット開催のG3ハンプトンコートステークスを制するなど、数々のビッグレースを経験して大躍進を遂げた22歳のO.マーフィー騎手が、今年の英ダービーでは有力馬の一角に名を連ねるロアリングライオンに騎乗する。
J.ゴスデン厩舎のロアリングライオンは、G1英2000ギニーこそ5着に敗れたが、ダービー前哨戦のG2ダンテステークスを4馬身半差で快勝している。
「自分はたいていのレースで興奮しない性質だと思っているが、ロアリングライオンへの騎乗、ダービーに行くとなるとドキドキする」と語るマーフィー騎手。「英ダービーには何度か騎乗し、昨年はベンバトルで5着だったし、レッドガリレオでもいい経験をさせてもらった」「勝つチャンスなんてそう多くはない。ビッグチャンスが巡ってくるのは素晴らしいことなんだ」と話していた。
ちなみにゴスデン厩舎が輩出した2頭の英ダービー馬、ベニーザディップとゴールデンホーンはいずれもダンテS勝利から英ダービーを連勝。マーフィー騎手は「ダンテSでのロアリングラインの走りはとても印象的だった。とてもバランスのいい馬で、エプソムでも問題ないと思う」と相棒を高評価している。