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​仏オークス、英国馬ローレンスが接戦制して戴冠

2018年06月18日 11:05

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 現地17日、仏シャンティイ競馬場にてG1仏オークス(3歳牝馬、芝2100m)が行われ、P.J.マクドナルド騎乗のローレンスが2番手追送から直線で先頭に立つと粘り腰を発揮し、接戦を制した。

 クビ差の2着は最後方から鋭く追い上げたG1仏1000ギニー6着馬のミュージスアミカ。さらにハナ差の3着にはオメリクが入った。英愛の1000ギニーでともに3着だったハッピリーは4着。前走で準重賞のセーヌ賞を制して1番人気に推されていたシャナーザは7着。L.デットーリ騎乗の3番人気ルミネイトはブービーの12着だった。

 英国調教馬のローレンスは、2歳時に英G1フィリーズマイルを制覇。今季初戦のG1英1000ギニーでは2着に敗れたものの、前走の仏G1サンタラリ賞に続いて今回でG1レース通算3勝目となった。

 クラシック初制覇のK.バーク調教師は「みんなが大興奮だった。勝ったジョッキーはみんな好騎乗ではあるが、PJ(マクドナルド騎手)の手綱さばきは並外れていた」と鞍上を絶賛。さらに今後については愛オークスとヨークシャーオークスを挙げて「片方か両方に出るかは、状態を見る必要がある。最終的には凱旋門賞を目指すつもり」と語ったほか、日本遠征の可能性も示唆している。