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G1セントジェームズパレスS、ウィズアウトパロールがクラシック好走組を粉砕

2018年06月20日 11:25

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 現地19日、英アスコット競馬場にてG1セントジェームズパレスステークス(3歳牡馬、芝8ハロン)が行われ、L.デットーリ騎乗のウィズアウトパロールが1番人気に応えて勝利した。

 2着は半馬身差でG1愛2000ギニー3着馬のグスタフクリムト。さらに3馬身1/4離れた3着にG1仏2000ギニー4着のウートンが入り、G1英2000ギニーでサクソンウォリアーの2着だったティップトゥーウィンが4着で続いた。

 J.ゴスデン厩舎のフランケル産駒ウィズアウトパロールは、デビュー2連勝を飾るも有力視されていた英2000ギニーを軽い脚部不安で回避。5月下旬の準重賞ヘロンステークスで復帰して無敗をキープし、今回はクラシック好走の有力馬を相手に無敗のG1制覇を果たした。

 ゴスデン調教師は「立派なパフォーマンスだった」とウィズアウトパロールをたたえる一方で、「まだちょっとずんぐりしている」と未完成であることを強調。デットーリ騎手も「まだ4回しか走ってないが、これだけのことをやり遂げた。豊かな未来が待っているよ」と語っていた。