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ハイシャパラル産駒レイモンドタスク、G1エクリプスS参戦の裏にそろばん勘定

2018年07月05日 08:25

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 現地7日にサンダウン競馬場で行われる英G1エクリプスステークスに、ここまで2戦1勝のレイモンドタスクが参戦する。今年の英ダービー馬マサーなど強豪が相手になるが、同馬の関係者は決断の裏にしたたかな計算があったことを打ち明けている。

 ハイシャパラル産駒のレイモンドタスクを所有するミドルハムパークレーシングのレーシングマネージャーは「我々はサンダウンに行きますよ。理由は至ってシンプルです」と口を開くと、「月曜(2日)の朝、少頭数になりそうだと分かったんです。我々が11時24分に登録した時には5頭目で、その後、12時の締め切り前にA.オブライエン調教師が5頭を登録しました」。

「恐らく5、6頭立てでしょうから、事を成し遂げるために5000ポンド(約73万円)ほどの登録料を払ったのです」「全てのオーナーにとって良い日となるでしょうね」と意味深なマネージャー。「6着でも賞金は1万ポンド(約146万円)だし、大駆けして3着なら8万5000ポンド(約1240万円)、それ以上なら言うことなしですから」と、出走するだけで登録料の2倍以上の賞金を手にできると皮算用しているようだ。