現地14日に仏パリロンシャン競馬場で行われたG2モーリスドニョイユ賞（芝2800m）を勝ったマルメロの陣営が、昨年に続いて豪G1メルボルンカップ（芝3200m）に挑戦する意向を示している。

　H.モリソン厩舎の5歳馬マルメロは昨年、8月に仏G2ケルゴルレイ賞を勝って豪州へ遠征。しかしG1コーフィールドカップ6着、メルボルンC9着と結果を出せなかった。

　モリソン調教師は「次走はまだ決めていない。オプションは多い。ただし最終目標はメルボルンCだ」とコメント。またメルボルンCがハンデキャップ戦であることに触れ、「我々としてはマルメロのレーティングを上げたくないんだ。もしG1に出て良いレースをしてしまえば、メルボルンCでの希望を絶たれてしまうかもしれない」と語っていた。