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キューガーデンズとオールドペルシアン、英セントレジャー前哨戦で主導権争い

2018年08月16日 12:30

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 次週に行われる英セントレジャーの重要前哨戦、G2グレートヴォルティジュールステークス(22日、ヨーク競馬場)で、進境著しいキューガーデンズとオールドペルシアンの対決が濃厚となった。

 A.オブライエン調教師が管理するキューガーデンズは、英ダービー9着後にロイヤルアスコット開催のG2クイーンズヴァーズ、G1パリ大賞を連勝して一気に素質開花。英セントレジャー戦線では筆頭評価を受けている。オブライエン師は「彼はヴォルティジュールをトライアルにして、(英セントレジャーに)向かうことになるだろう」と既定路線であることを認めた。

 一方、ゴドルフィン所有でC.アップルビー調教師が管理するオールドペルシアンは、グレートヴォルティジュールSで英セントレジャーへの足場固めを狙う。ロイヤルアスコット開催のG2キングエドワード7世ステークスを快勝し、英セントレジャーでは前売り15倍の評価を受けているが、前走の愛ダービーで6着に完敗。グレートヴォルティジュールSは失地回復の場となる。

 アップルビー師は「アスコットでは行儀が良かったが、愛ダービーの走りは違っていて上手く行かなかった。あれからすぐに彼を立て直すべく、良い休養も取れたよ」と巻き返しに自信を見せている。