凱旋門賞の主役に躍り出たシーオブクラス、ドイル騎手は減量にも前向き
2018年08月30日 12:10
G1ヨークシャーオークスを圧勝して凱旋門賞(10月7日、パリロンシャン競馬場)の優勝候補に躍り出たシーオブクラス。デビューからの全5戦で手綱を取ってきたのがJ.ドイル騎手だが、最高峰の戦いに向けてはダイエットを迫られる。
いつものドイル騎手は斤量56kg以下で騎乗していないが、凱旋門賞のシーオブクラスは3歳牝馬のため55kgで済む。シーオブクラスが凱旋門賞に出走することになれば、ドイル騎手としても降板するつもりはない。
「凱旋門賞は彼女に丁度いいレースだと思うね。彼女が(ヨークシャーオークス)を勝ってからウィリアム(ハガス調教師)と話してないから、今後どうするのか分からないけど」というドイル騎手。それでも「凱旋門賞の55kgは最近3、4年の自分にとって最も軽くなるね。1年半前にオーストラリアでやり遂げたけど、さほど難しくはなかった」と気持ちは早くも大一番に向いているようだ。