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【フォワ賞】クリンチャーは逃げるも最下位の6着、ヴァルトガイストが一気の差し切り

2018年09月17日 00:18

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 現地16日、パリロンシャン競馬場で行われたG2フォワ賞(4歳以上、芝2400m)に日本から遠征したクリンチャーが出走。好スタートから先頭に立ってレースを進めたものの、直線で伸び切れず6頭立ての最下位に終わった。

 レースは後方5番手で直線勝負に徹したヴァルトガイストが、ノーステッキの一気差しで2馬身1/2差の快勝。2着争いはタリスマニックがクロスオブスターズを短クビ差抑え、上位3着までをA.ファーブル調教師の管理馬が独占した。走破時計は2分28秒70(GOOD)。

 抜群のスタートを決めたクリンチャーはカプリと並んで序盤は探り合う形だったが、相手に行く気がないと見ると先頭に立った。少頭数の前哨戦らしく道中に大きな動きはなく、3、4番手でタリスマニックと並走していたクロスオブスターズが、フォルスストレートからカプリの内に潜り込んでクリンチャーの背後へ進出。直線に入ると前の4頭が横に広がってスパート態勢に入った。

 しかし、これらを後ろで見ていたヴァルトガイストが抜群の手応えで追撃。鞍上の軽い仕掛けに応じて大外から末脚を炸裂させ、4頭を一気に抜き去ると最後は流す余裕でゴールを駆け抜けた。