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​クリンチャー騎乗の武騎手「ペース上がればスタミナ生きる」

2018年10月05日 11:55

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 現地7日に仏パリロンシャン競馬場にて行われるG1凱旋門賞(芝2400m)で日本馬初の勝利を目指すクリンチャー。騎乗する武豊騎手がレース目前の心境を語っている。

 武騎手は「調教には乗らなかったけれど、自分が日本にいる時から(宮本博)調教師とは連絡を取っていた。馬の状態は最高で、クリンチャー自身も前走からよくなっている」とコメント。「フォワ賞を使ったのは日本では欧州特有のペースを経験したことがなかったから。ああいう負け方をするとは全く想像していなかったけど」と最下位に沈んだ前哨戦を振り返った。

 もっとも武騎手はレース結果を気にしてないと続け、「重要なレースは凱旋門賞。クリンチャーは本番に向けて状態を上げている」と明言。「もしいいペースで流れるようなら、クリンチャーのスタミナがより生きる」などと話していた。