リマートが1年ぶりの重賞制覇、連闘でG1参戦の可能性も
2018年10月13日 13:04
現地12日、英ニューマーケット競馬場にてG2チャレンジステークス(芝7ハロン)が行われ、H.ベントレー騎乗のリマートが1番人気に応えて勝利した。2着は1馬身1/4差でゾンダーランドだった。
H.キャンディ厩舎の6歳馬リマートは2016年に英G1ジュライカップなどG1を2勝した実績馬だが、今年前半はG1で3戦連続の2ケタ着順と大不振。そこで陣営はレースのグレードを下げて立て直す方針を取り、準重賞を順当に2連勝した後は昨年も制したこのレースで重賞路線に戻し、狙いどおりに1年ぶりの重賞制覇を果たした。
リマートを連闘で20日のG1英チャンピオンズスプリントステークスに出すのかと聞かれたキャンディ調教師は「不可能ではない。以前はレース間隔を1か月は取っていたが、今では全くの別馬になったからね」と返答。数日間は様子を見るとしつつも参戦の可能性を否定しなかった。