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素質馬トゥーダーンホット、無傷4連勝で英G1デューハーストS制覇

2018年10月14日 05:50

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 来春の英クラシック戦線を占う2歳G1デューハーストステークス(芝7ハロン)が現地13日にニューマーケット競馬場で行われ、圧倒的人気を集めたトゥーダーンホットが2馬身3/4抜け出して快勝。重賞2勝目でG1初制覇を飾った。

 2着にG1フェニックスステークス勝利馬のアドヴァータイズ、さらに1馬身1/4差の3着には前走でG1ヴィンセントオブライエンナショナルステークス2着のアンソニーヴァンダイクが入線した。

 素質馬が顔をそろえた一戦でデビュー4連勝を決めたトゥーダーンホットは、これで2歳王者へ大きく前進。前週の凱旋門賞に続くG1勝利となったJ.ゴスデン調教師とL.デットーリ騎手の師弟コンビは、意外にもデューハーストSは初制覇となった。

 デットーリ騎手は「このレースを勝つために30年かかったね。彼の過去3戦はイージーだったけど、今日は揉まれてスムーズではなかった。厳しいなと思ったけど、そこからターボがかかったね」とレースを回想。そして「彼は自分が乗ってきた最高の馬たちに並ぶね。道中のスピードがあるし、脚の回転が本当に速いんだ!」と能力を絶賛した。

 この勝利によってトゥーダーンホットの英2000ギニー前売りオッズは2.25倍まで人気上昇。「ギニーで帰ってくるのが楽しみだよ。彼はとてつもないスピードに恵まれている」とゴスデン師をして自信を露わにしていた。