クラックスマン、引退レースの英チャンピオンSはブリンカー着用
2018年10月19日 10:40
現地20日のG1英チャンピオンステークスが現役最後のレースとなる強豪馬クラックスマンが、引退レースにブリンカーを付けて臨むことが分かった。
昨年の英チャンピオンSを7馬身差で圧勝したクラックスマンは、4歳となった今年は仏G1ガネー賞と英G1コロネーションカップこそ連勝したものの、6月の英G1プリンスオブウェールズステークスではポエッツワードの2着。その後は陣営が速めの馬場を嫌って出走回避を続けたため、今回は約4か月ぶりのレースとなる。
そして今回は待望の重馬場が確実。その上、強敵と思われていた3歳馬ロアリングライオンが馬場悪化を理由にチャンピオンSではなくマイルのG1クイーンエリザベス2世ステークスへと回った。
これにはクラックスマンの主戦を務めるL.デットーリ騎手も「ロアリングライオンの不在で楽になる。クラックスマンの調子はいい。昨年に勝ったレースだし、今年は集中力を保つためにブリンカーを付ける」とブログでコメント。「もし去年くらい仕上がったクラックスマンならまず負けないだろう。今年は久々のレースになったが、状態にはとても満足している。彼のラストレースだし、勝てることを望んでいる」と自信を見せている。