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ロアリングライオン、得意の中距離ではなくマイルのクイーンエリザベス2世S出走へ

2018年10月19日 11:05

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 中距離G1を3連勝中の注目3歳馬ロアリングライオンが、現地20日の英チャンピオンズデーでは10ハロンの英チャンピオンステークスではなく、8ハロンのクイーンエリザベス2世ステークス(QE2S)に出走することが決まった。

 J.ゴスデン厩舎のロアリングライオンがマイル戦を走るのは、サクソンウォリアーの5着に敗れた5月のG1英2000ギニー以来となる。

 週末のアスコット競馬場は40ミリ以上の雨が降り、周回コースは大部分が不良馬場に。一方でQE2Sの行われる直線マイルコースは現時点で重馬場ではあるものの、不良馬場まで悪化しているのは一部だけ。ロアリングライオンは速めの馬場を得意としていることもQE2S出走の決断を後押しした。

 陣営のレーシングマネージャーを務めるD.レッドヴァーズ氏は「残念ながら周回コースの馬場回復が見込めない以上、ロアリングライオンはQE2Sに向かうことになる」とコメント。「英チャンピオンSに出られないのはもちろん無念だ」としつつも、「英2000ギニーを走った頃よりもスピードのある馬になった今、何の心配もしていない」とマイル戦への対応にも自信を見せていた。