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仏2歳G1クリテリウムドサンクルー、最後方追走の牝馬ワンダーメントが差し切り

2018年10月28日 07:10

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 仏G1クリテリウムドサンクルー(2歳牡・牝、芝2000m)が現地27日にサンクルー競馬場で行われ、最後方から徐々に進出して直線を迎えたワンダーメントが、息の長い末脚を繰り出してゴール前際どく差し切った。

 クビ差の2着にワンダーメントの前から先に仕掛けたシドニーオペラハウス、さらに3/4馬身差の3着には2番手からフォックスタルが粘り込み、1番人気のノルウェーは4着に敗れた。

 ワンダーメントは種牡馬として今季ブレークしたキャメロット産駒の牝馬で、8月26日にデビュー勝ち。2戦目の前走はG3コンデ賞で3着と、この日を含め3戦全て芝1800m以上のレースに出走している。

 管理馬のシドニーオペラハウスが惜敗したA.オブライエン調教師は「ミカエル(バルザローナ騎手)は先頭で気を抜いたと思ったようだ。勝ち馬が接近したらまた伸びたし、ゴールがちょっと早く来てしまったね」と精神面の未熟さに言及。「ミカエルは満足していたし、来年は距離をこなすだろうと言っていたよ」と、2000ギニーよりもダービー路線を意識していた。