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メルボルンC制覇のアップルビー師「決して忘れられない日」

2018年11月07日 10:30

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 クロスカウンターを擁してメルボルンカップ(6日、フレミントン競馬場)を制したC.アップルビー調教師。マサーでの英ダービー制覇をはじめ、輝かしい1年に花を添える勝利に酔いしれた。

「我々にとって格別な日になったね」と口を開いたアップルビー師は「私はもちろん、とりわけチームにとって素晴らしいよ。モハメド殿下に報告したら大喜びだった。ここまで長い道のりだったからね」と、クロスカウンターをはるばる遠征させ、現地入り後の負傷を乗り越えてつかんだ勝利に感激。「皆には感謝しても、し足りない。決して忘れられない日だよ」と謙虚に喜びを表現した。

 また、殊勲のK.マカヴォイ騎手は「狙っていた位置より後ろになってしまい、(直線で)全力で追ったら最後の1ハロンのときまた勝てるのでは?と思ったんだ。軽い斤量で乗れるのは本当にラッキーだし、アップルビー調教師の信じられないような仕上げのおかげだよ」と、ハンデ52kgのアルマンダンで制した2年前を振り返り、アップルビー師に最敬礼していた。

 なお、惜しくも2着に敗れたマルメロのH.モリソン調教師は「やったと思ったけどね。素晴らしい結果だよ。凄い騎乗だったし、馬が頑張った」と人馬を讃えると、「(来年に向けて)必要な物を見つけるとするよ。彼は力いっぱい走ったし、3歳馬の斤量の分でやられただけさ」と雪辱を誓った。