米サンタアニタパーク競馬場が無期限閉鎖、10週間で21頭が事故死
2019年03月07日 13:08
ここ10週間で21頭の競走馬がレース中ないし調教中の事故で死亡している米サンタアニタパーク競馬場が、無期限閉鎖となることが決まった。
同競馬場を所有するストロナック・グループは、メインコースの安全性について、大々的な調査を行う予定であることを表明。同グループCOOのT.リトヴォ氏は「競走馬と騎手たちの安全、健康、保護は我々の最優先事項だ」とコメント。「調査によってトラックの健全性が実証されると思っているが、コース閉鎖の決定こそが現時点では最善」と語った。
サンタアニタパーク競馬場は米国でも有数の競馬場。9日にはG1サンタアニタハンデキャップや、G1ケンタッキーダービーへ向けた重要な前哨戦であるG2サンフェリペステークスなどが予定されていた。