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世界最高賞金の豪2歳G1ゴールデンスリッパーS、伏兵カイアミシらゴドルフィン勢が上位独占

2019年03月24日 11:50

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 2歳戦として世界最高の賞金総額350万豪ドル(約2億7300万円)を誇るG1ゴールデンスリッパーステークス(芝1200m)が現地23日にローズヒルガーデンズ競馬場で行われ、外目の枠から400m付近でハナに立ったカイアミシ(10番人気タイ)が、そのまま逃げ切る波乱の決着となった。

 1馬身差の2着にカイアミシと同じJ.カミングス厩舎の4番人気マイクロフォン、さらに0.5馬身差の3着にはA.フリードマン厩舎のリラ(5番人気タイ)が続き、上位3着までをゴドルフィン所有馬が独占。1番人気のコスミックフォースは8着に敗れた。なお、直前にクールモアが所有権の半分を購入したイエスイエスイエスは3番人気で7着に終わっている。

 カイアミシはエクシードアンドエクセルを父に持つサイドステップ産駒で、昨年11月に今回と同じローズヒルガーデンズ競馬場の芝1200mでデビュー勝ち。その後に2連敗するも、前走も同舞台のG3マジックナイトステークスで重賞初制覇を飾り、重賞連勝で豪州2歳戦線の頂点に立った。