前年の覇者ハッピークラッパー、体調不良でドンカスターマイルを自重
2019年03月27日 14:04
昨年の豪G1ドンカスターマイルを制した古豪ハッピークラッパーが、今年のレースを回避することになった。現地メディアの『racenet.com』が25日付けで報じている。
ハッピークラッパーは16日のオールスターマイルで肺出血の兆候を見せ、8着に敗れていた。同馬にとって初めてのケースではなく、2018年のマカイビーディーヴァステークスでも鼻出血を発症して5着に敗れたことがある。
ハッピークラッパーは昨年のドンカスターマイルをハンデ57kgで制し、今年は59kgを課されることになっていた。同馬を管理するP.ウェブスター調教師は「5番枠より内が保証されるならドンカスターに使いたいが、20番であの斤量では勝てない」と、外枠に入る可能性を懸念して無理はさせない方針。4月13日のクイーンエリザベスステークスに向かわせる考えを示唆している。