ドバイWC、サンダースノー連覇のカギはペースとビン・スルール師
2019年03月30日 11:35
現地30日にドバイのメイダン競馬場で行われるG1ドバイワールドカップ(ダート2000m)で昨年に続く連覇を目指しているサンダースノー。同馬を管理するS.ビン・スルール調教師は、レースのペースが連覇達成の重要なファクターになるとみている。
昨年のドバイWCではサンダースノーは果敢に先手を取り、最後は5馬身以上の差をつけて逃げ切った。一方、秋の米G1ブリーダーズカップクラシックでは好位につけたものの伸びを欠き、3着に敗れている。前走のG1アルマクトゥームチャレンジラウンド3も同様のレース運びで、逃げ切ったキャッペッザーノに9馬身半差の2着だった。
ビン・スルール師はサンダースノーの状態はよく、勝機はあるとしつつも、「全てはどのくらいのペースになるかにかかっている。昨年は自らレースを作ったが、必ずしも逃げる必要はないと思っている。とはいえいいポジションに付けてほしい。高速レースになるのではないかとみているよ」と話していた。