サンダースノー
性齢 | 牡5 |
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父 | Helmet |
母 | Eastern Joy |
母の父 | Dubai Destination |
調教師 | S.ビン・スルール |
昨年は本命視されていた米国のウエストコーストの機先を制して逃げると、直線では5馬身余りの独走を決めて圧勝。2分01秒38のトラックレコードを叩き出して“世界王者”となった。その後は夏まで休養に充て、英インターナショナルSからBCクラシックを目標に米遠征。初戦のジョッキークラブゴールドC招待で勝ち馬とクビ差の2着、本番のBCクラシックでは優勝馬アクセラレイトから1馬身3/4差の3着に善戦した。勝利こそ手にすることはできなかったが、その実力がダートの本場でもトップクラスに位置していることを確認できたのは大きな収穫だろう。
その自信の表れが、昨年と今年の臨戦過程の違いではないか。一昨年にUAEダービーを制し、すでにドバイでのダート実績を備えていたが、昨年は1月のアルマクトゥームチャレンジR1で始動し、同R3まで前哨戦を使って足馴らし。アルマクトゥームチャレンジR3では5馬身余り離された2着も、本番できっちり巻き返した。一方、今年はアルマクトゥームチャレンジR3から始動し、結果は9馬身半も離されての2着だったが、最後はいかにも休み明けという脚の上がり方。変わり身を織り込んだ余裕残しの仕上げは当然で、史上初のドバイWC連覇を成し遂げる可能性も十分にある。
サンダースノーの競馬データ