ドバイワールドカップ

Dubai World Cup

2019/3/30(土) 25:40発走 

メイダン競馬場

沿革

沿革

第9R ドバイワールドカップ(G1)
2019年3月30日(土)20:40(日本時間 3月31日(日)1:40)
UAEドバイ メイダン競馬場
ダート左2000m
4歳以上 57kg
南半球産3歳 54kg
(牝馬2kg減)
※レース番号及び発走時刻は変更になる場合があります

賞金総額1200万米ドル(約13億2000万円)
1着賞金720万米ドル(約7億9200万円)
※1ドル=110円で換算

今年から米国のペガサスワールドカップが総額900万ドル、1着400万ドルに賞金を減額した一方、ドバイWCは総額1200万ドル、1着720万ドルへと増額。世界最高賞金レースの座を奪還した。(2019年3月現在)

開催の名称にもなっている通り、ドバイワールドカップデーのメインレースであり、ドバイ競馬の象徴的なレース。1996年の第1回はシガー(アメリカ)、ライブリマウント(日本)といった当時の日米を代表するダート馬が参戦するなど国際色豊かなレースとなった。レースではシガーがソウルオブザマターとの一騎打ちを制し、3着のルカリエールまで米国勢が上位を独占。ダート王国の実力を見せつけた。

第2回は大雨により3月29日から4月3日に開催順延となり、英国のシングスピールが優勝。国際G1の格付けを受けたのは1998年の第3回からで、それ以降は2009年の第14回までアメリカ勢が7勝、地元のUAE勢が5勝と両国が支配する関係が続いた。しかし、2010年にメイダン競馬場が開場してオールウェザー(AW)2000mに施行条件が変更されると、フランス調教馬のグロリアデカンペオンが優勝。2011年にはヴィクトワールピサが日本調教馬として初制覇し、2着のトランセンドと共にワンツーフィニッシュを成し遂げた。

AW変更後は2013年のアニマルキングダムによる1勝のみと米国調教馬が不振に陥り、2014年のドバイWCではアメリカ勢が不在に。こうした事態を受けて2015年にダート2000mへと施行条件が戻されると、2018年まで米国勢とUAE勢が各2勝を分け合い、再び両国による覇権争いの構図となっている。