欧州短距離王ハリーエンジェル、シャトル種牡馬として豪州へ
2019年04月13日 10:50
現役時代にスプリントG1を2勝して欧州最優秀短距離馬にも選出されたハリーエンジェルが、シャトル種牡馬としてオーストラリアに向かうことが分かった。
これは豪競馬メディア『racing.com』が現地12日に報じたもの。ダークエンジェル産駒のハリーエンジェルは3歳だった2017年にジュライカップ、スプリントカップと芝6ハロンの英G1を連勝。この年の欧州最優秀スプリンターに輝いた。
2018年のG1英チャンピオンズスプリントステークス2着を最後に引退し、イギリスで種牡馬入りしていた。今春の種付けシーズン後にオーストラリアでも供用される。
ハリーエンジェルを所有するゴドルフィンの豪州マネージングディレクターは「ハリーエンジェルはハイエンドなスプリンター。その早熟性は豪州でプラスに働くだろう」と期待を寄せているという。