通算4415勝を挙げた往年の名騎手C.ペレット氏やエクリプス賞を3回受賞した名馬ロイヤルデルタらが、米国競馬の殿堂入りを果たした。米競馬メディア『bloodhorse.com』が現地22日に報じている。

　68歳のペレット氏は1967年から2005年まで騎乗。1987年のG1ベルモントステークスでは三冠がかかっていたアリシーバの夢をベットトワイスで砕き、その3年後にはアンブライドルドでケンタッキーダービーを制した。そのほか、ブリーダーズカップの各レースを通算4勝など輝かしい実績を残している。

　ロイヤルデルタは殿堂入りのW.モット調教師が手掛けたエンパイアメーカー産駒の牝馬。3歳だった2011年にブリーダーズカップレディーズクラシックなどG1を2勝して最優秀3歳牝馬に選出されると、翌12年もBCレディーズクラシックを連覇して最優秀古馬牝馬に選出。13年はデラウェアハンデキャップを連覇するなどG1を2勝して再び最優秀古馬牝馬に選ばれた。