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初めて日本で馬券販売のケンタッキーダービー、現地関係者も売り上げ期待

2019年04月30日 12:50

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 現地5月4日に米チャーチルダウンズ競馬場にて行われる今年のG1ケンタッキーダービーは、同レース史上初めて日本でオンラインでの馬券販売が行われる記念すべきレースでもある。

 今年のケンタッキーダービーには、マスターフェンサーが日本産馬として初めて出走予定。2016年には米国産の日本調教馬ラニがUAEダービー勝ちからケンタッキーダービーに挑んだが9着に敗れ、2017年から始まったケンタッキーダービーへの優先出走権が与えられるシリーズ、「Japan Road to the Derby」も過去2年は本番への挑戦者が表れていなかった。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、同競馬場の関係者は日本からの馬券購入がどれほどのインパクトになるかは分からないとしつつも、「ワクワクしている」とコメント。ちなみに、ここ数年は日本でも馬券が販売されている仏G1凱旋門賞では、毎年約5000万ユーロの売り上げのうち、およそ3000万ユーロが日本からの購入だった。

 一方、2017年の米クラシック最終戦ベルモントステークスでは、日本から参戦予定だったエピカリスが直前回避。その結果、日本からの購入額は米国内での販売額の約1割に相当する470万ドルほどだった。