デットーリ騎乗のアナプルナ、英オークス前哨戦の準重賞を6馬身差で圧勝
2019年05月12日 11:30
現地11日に英リングフィールド競馬場で行われた準重賞のオークストライアルフィリーズステークス(3歳牝馬、芝11.5ハロン)は、L.デットーリ騎乗の1番人気アナプルナが残り2ハロンで先頭に抜け出し、2着のタウテケ(2番人気)に6馬身差をつけて圧勝した。
アナプルナはJ.ゴスデン調教師が管理するフランケル産駒で、1月のデビュー2戦目に今回と同じリングフィールドのオールウェザー(AW)戦で初勝利。それから約3か月半ぶりとなった初の芝レースで圧倒的なパフォーマンスを披露した。
ゴスデン師は「ここのAWで勝った時からのプランだった。今年は晴天続きだから彼女は芝で調教もしてないんだ。正しく左手前で坂を下っていたのもいいね」と会心の勝利に合格点。数日様子を見て調子が良ければ「オークスに登録してあるから可能性が高いよ」とオークス参戦を示唆した。
なお、大手ブックメーカーのベットフェアは、アナプルナのオッズを33倍から11倍へと切り上げている。